ト ピ ッ ク ス : 運動

体幹を鍛える運動【仰向け編】  【運動】[運動]

 赤ちゃんの時はどの子どもも仰向けで過ごす時間が長かったと思います。
仰向けで過ごす事で身体のどのような良い影響があるのかをご紹介します。
仰向けになって手足を自在に動かすことで手足の協調運動が出来るようになります。

また、泣くなど声を出す事で体幹が安定される力がつきます。
横隔膜の働きが活発になり、深い呼吸が出来るようになります。

≪大きくなってからの仰向け遊び≫
・仰向けに寝て、ひざとひじをつけて丸くなった状態で、大きな声で1から10まで数えてみよう。(図①)
・仰向けに寝て、手足を大きく動かしたじゃんけん遊び(グーは手足を小さくする・チョキは手足を伸ばした状態でクロス・パーは両手両足を広げる)(図②)
・対角線上の手足でボールをもたせ、反対の手足に持ちかえたり、友達とパスして遊んでみよう。(図③)
歩くようになってからは、動きの中で仰向けやうつ伏せになる機会がぐっと減ってきます。

特に幼児期になると、遊びは立って行う動きが中心になります。あえて仰向け遊びを行う事で、遊びの中から安定した体幹づくりをしていけると良いです!

体幹を整える方法、次回は“寝返り”についてお知らせします。

体幹について【運動】[運動]

 近年、体幹という言葉を聞く事が増えてきました。体幹は、大人だけでなく、子どもにも赤ちゃんにとっても大事なものです。

なぜなら、体幹は、心と身体とをつかさどっているからです。
体幹が整うという事は、「身体」「脳」「心」のすべてがスムーズに快適に動く事です。

1歳までに体幹は整える事が出来るためには、、、 

①手と足が安定している丸い抱っこ(Cカーブと言われる抱っこで写真画像有) 
②順を追った発育(※)とハイハイ    が大切と言われています。

もし、この2つをせずに育っていたとしても、リカバリーする方法はたくさんあります。
今後は、体幹を整える方法を少しずつご紹介していきますね。

『ゴールデンエイジ』と呼ばれる9~12歳までに出来るだけ多様に身体を動かす経験を積み、しっかりした体幹を持つお子様にしてあげたいですね。

※順を追った発育とは、仰向け→寝返り→うつ伏せ→ずりバイ→ハイハイ→お座り(ハイハイとお座りはどっちが先でも大丈夫)→つかまり立ち→立つという順番

※Cカーブの画像あり

子どもが自分で発見できる体験を【運動】[line]

子ども達は遊びの中から色々な体験をし、体感しながら身体の使い方を学んでいきます。上手くいかなければ、『この方法では難しい?』。

上手くいけば『この方法なら出来る!』と、自ら感じる事で体得していきます。

その中には、大人から見て答えが見えているものもあるでしょう。

しかし、すぐに答えを教えてしまっては子ども自身の体得にはなりません。

もどかしくても、ぐっと我慢して、自分で発見していく過程を見守ってあげる事も大切です!
時には、子ども達が答えをみつけるヒントをアドバイスしてあげて、最後は自分で方法を見つけられるようにしてあげて下さい。

運動では、人によってそれぞれ体得する方法が違う場合があります。

例えば縄跳び1つでも、長めの縄が回りやすい子ども・短めの縄が扱いやすい子ども。
速く回した方が跳びやすい子ども
・遅い方がいい子ども。手を広げ気味で回した方がいい子ども
・狭い方がいい子ども等々・・・

子どもの体型や身長、また運動能力によって何通りもの『それぞれに合った方法』があります。子ども達がどうしても自分に合った方法が見つけられずに困っていたら、「こうやればいいよ」ではなく、「こんな方法もあるよ」と自分で選択できるようなやり方でヒントを与えてあげて下さい。

そうすればきっと、最後には『できた!!』と自信に繋がる方法を体得できると思います。

子どもが、自分で獲得した方法で達成した喜びは、自分の意思を持つ原点となり、今後、成長していく中での“自信”と必ずなります!

足が遅い?原因を 見つけて みましょう【運動】[line]

お子さまの運動について『足が遅い』という悩みをよく聞きます。『足が速い・遅い』ではどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、『足が遅い原因を見つけてみよう!』です。

①ゴールまで走りきる体力がない?・・・この場合は、外遊びを増やして体力をつけるとよいです!

②フォームが違う?・・・・姿勢は、なるべく背筋を伸ばして、頭を前後左右にぶれないよう視線をゴールに向け、まっすぐ前をみます。視線が上がるだけで速くなる子どもも多いですよ。
・足をおろす位置と力の入れ時を、足を前に出そうとするあまりにブレーキをかけてしまう事もあります。膝をあげた所から、おろす時に一番力を入れることで速く走ることが出来ます。

③地面につける足の位置が違う?・・・足の速い人は、走るときにバタバタと音はなりません。足の親指の付け根のふくらみを地面につけて走るとよいでしょう。つま先で走るようなイメージです。

④腕の振り方が違う?・・・腕や肩に力が入りすぎていると腕を振って生まれるエネルギーを上手く使えません。リラックスして、肘をまっすぐ後ろに引くようにすると効果的です。

⑤スタートダッシュが遅い?・・・・走り始めは前傾姿勢の方がスピードに乗れます。傾斜などを利用して練習するのも効果的です。

メンタル面も原因の1つになる事があります。励ますつもりで『遺伝だから仕方ない』『運動は苦手だものね』などとネガティブな事を言ってしまったりしていませんか?まずは出来ることを褒めてあげ、沢山身体を動かして、自信をつける事から始めて下さい!

高所平気症【運動】[line]

近年、『高所平気症』という言葉をよく聞きます。これはマンションで生活する子育て世代の増加により幼少期から高い場所で生活していて高所に恐怖心を抱かない子どもの事を指し、これに伴い、マンションからの転落事故も増えています。子どもは自分の目線の高さを基準に地面との距離を把握し、高いかどうかを判断しています。高層階では窓からは空は見えても地面が見えないので、高所が怖いという感覚が育ちにくいと言われています。その為、高所で過ごすことの多い子どもは意識的に地上で遊ぶ機会を作っていきましょう。ジャングルジムや滑り台など、地面が見える範囲で色々な高さの遊具などで遊ぶ等、感覚を掴めるようにしていく事が大切です。

オノマトペ【運動】[line]

『オノマトペ』という言葉を聞いた事がありますか?フランス語で擬音語、擬態語、擬声語の意味があり、自然界の音・声・物事の状態や動きなどを音で表した語を言います。運動遊びでも、この『オノマトペ』を利用して楽しく身体の動きを身につけています。

例えば、跳び箱をとぶ時の踏み切り→手をつく→飛び越える という一連の動きをグー・トン・ピョン と言ってみたり、前転をする時の気を付け→手を意識→手をつく→頭を下げてマットにつける→回る→立ち上がる という動きを気を付け・ピ・タッチ・おへそ見て・クールンパ と歌にしてみたりと!動きを言葉にしてみるだけで、身体がスムーズに動くようになるのです。身体の動きを教え込むようなトレーニングをするのではなく、基礎基本の動きを子ども達自身が楽しく繰り返す事で、何でも出来るようになります。

また、運動遊びだけでなく、日常の生活の中でもオノマトペは有効です。この言葉を聞いただけで、何をしているか?そのものがどんな物か?その場所がどういう所か?今どんな状況か?なと、簡単イメージ出来てしまいます。はみがき・着替え等、日常の生活の中でも、動きにピッタリ合った『オノマトペ』を見つけるとお子様は喜んで取り組んでくれるようになりますよ。寒い冬でも楽しく身体を動かして、心も身体もあったまりましょう!

X脚の早期発見【運動】[line]

子ども達を見て、『走りにくそうだな』『よく転ぶな』と思っていると、エックス脚だったということがあります。現代の食生活や生活習慣の変化により、子ども達のエックス脚は増加傾向にあると言われています。ただ、2歳から6歳までは90パーセント以上は自然に矯正されて治ります。具体的には、赤ちゃんの時にはO脚が普通で、2歳くらいまではその状態が続きます。その後、2~6歳でのエックス脚は、特に変わりなく行動し、身長も平均的であれば、遅くとも10歳ころまでには自然矯正され特別な治療の必要はありません。この過程で何らかの問題があると、O脚やエックス脚のまま成長してしまう事になってしまいます。例えば、まだ弱くて細い骨の時に早くから歩かせようとしてしまうと膝の内側の骨の成長がにぶってしまい。O脚のまま成長してしまいます。また、8歳を過ぎてもエックス脚が治らない場合は、病的なものがないか、医師に診察してもらう事をお勧めします。早い段階から、子どもの足の成長の様子を見守ってあげて下さい。

恐怖心を なくす【運動】[line]

子どもが高い所に登っていると、どうしても危険に感じる気持ちが先に立ち、「危ないから降りなさい」と声をかけてしまいます。もちろん、あまりにも高すぎる所は危険ですが、『子どもが自分でジャンプをして着地出来る』高さや、『はしごなど手足でつかんでゆっくりでも下りてこられる』高さであれば、大人は見守ってあげましょう。子どもはどの高さからならジャンプしても着地できるか、どの高さなら恐怖を感じる事無く登っていけるのかを経験から学びます。そして、ある程度の高さまでは自信を持って登れる・下りられるという自信から、遊びの動きに繋がっていくのです。例えば、跳び箱での開脚跳びや台上前転では、跳べる段数=着地できる段数です。6段に登ってジャンプで下りられない子どもは、恐怖心が勝ってしまい、技に挑む事はできません。高い所からジャンプする。そんな小さな経験が、子ども達の運動にも繋がっているのです。

運動神経が 悪い子ども はいない【運動】[line]

「運動神経が悪いのは親の遺伝なんです~」という言葉を耳にすることがありますが、生まれつき運動神経の悪い子どもはいないです。まずは、『運動能力』と『運動神経』の違いをご紹介しますが、『運動能力』とは、骨格や筋肉、動体視力など運動するための身体的な力を指し、遺伝の影響も大きいと言われています。一方で『運動神経』は、判断力や反応スピード、バランス感覚など、運動する時に身体を動かす力です。運動神経は、遺伝の影響は少なく、神経の発達が盛んな乳幼児期から9、10歳頃までの経験が大きく影響していると言われています。運動神経は、生まれ持ったものではありませんので、高めるためには、左右対称の動きか効果的と言われ、歩く・走る・泳ぐなど全身くまなく使える動きがお薦めです。子どもの可能性を信じましょう!