ト ピ ッ ク ス : 絵本の紹介

おめんです【絵本の紹介】[絵本の紹介]

題名や表紙からどんな絵本か、すぐ分かるユニークな絵本です。

この絵本は、「しかけ絵本」です。読むだけでなく、絵本のしかけを使って楽しむことができる面白いものです。読み聞かせてもらうことで聴覚を働かせますが、絵本を見ることで視覚を働かせ、自分から絵本に手を伸ばし、触りながら取り組むことで、「体験」を通して楽しむことができます。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・お子さまがとても楽しみやすい仕掛けになっている。
 ・ただ読まれるのを聴くだけでなく、自分で絵本に触れて楽しむことができる。

つまり、「能動的な体験」を通して楽しむことができる。

 この絵本は、とてもわかりやすい、かわいい絵で描かれています。この絵の作者は、「いしかわこうじ」さんです。

いしかわさんの絵本は、今回の「おめんです」以外にも、「はたらくのりものえほん」や「たまごのえほん」、「おはようのえほん」など、ユニークな絵本があります。どの絵本も、幼いお子さま、特に乳児期のお子さまが楽しめるものであるため、とても大切な役割を持っています。

また、誰が見ても、「それ」とわかる、理解しやすい絵というのも、大切なポイントです。

みんなと同じものに注意を向けて、同じように捉えることの練習になるからです。これを機に、お子さまと一緒に手にとって、絵本を楽しんでください。

対象年齢:1、2歳~4歳 税込1,188円 20.4 x 20.2 x 1.4cm 出版社:偕成社

あかちゃんごたどり【絵本の紹介】[絵本の紹介]

お昼のテレビでも紹介された最近話題の絵本です。赤ちゃんが言いやすいオノマトペを選んで、絵本の中で登場しています。
つまり、この絵本を赤ちゃんに読み聞かせるだけで、赤ちゃん言葉で語りかけることができるのです!お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・赤ちゃん言葉による語りかけで、言語発達に良い影響を与えられる。
 ・読み手の大人は、より良い言葉をセレクトすることにつながる。
 ・聴くだけでなく、絵本を触れることで興味を持てる内容になっている。

お子さまの言葉の発達には、そのお子さまの発達水準にあった言葉がけや、言葉の簡単なキャッチボールが大切です。

しかし、幼い年齢、特に乳児期において、どのような言葉がけが良いのかはなかなか判断が難しいでしょう。

そんなときは、このような絵本が助けてくれます。また、この絵本のすごいところは、「赤ちゃん言葉」だけではありません。絵本を手に取って触るとわかるでしょう…。指先で触れてみると、所どころザラザラとしています。読み聞かせてもらうときに、赤ちゃんがこの絵本に触れることで、聴覚や視覚だけでなく、触覚にも適度に刺激を受けながら注意を向けることができることがわかるでしょう。

さまざまな感覚を通して、集中して物事を考えることができ、そのような良い体験の積み重ねが発達を促すことにつながります。

対象年齢:0歳~2歳 税込1,382円 17 x 17 x 1.8 cm 出版社:主婦の友社

おてつだいの絵本【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「お手伝い」を題材にした絵本です。

一言でお手伝いと言っても、さまざまなものがあります。そんないろいろなお手伝いを、図鑑のように一つ一つ丁寧に紹介しています。

お子さまは、普段どんなお手伝いをしていますか? 普段からしているお手伝いを見つけられるかもしれません。思いつかなかったお手伝いを発見できるかもしれませんね。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「お手伝い」をするきっかけになる。
 ・やりたいお手伝いが見つかるかもしれない。

 子どもの教育を専門とする先生方の中には、「最近の子どもは、家の中での『失業率』が上がっている」と話す方もおられます。忙しなく過ごすことが多い現代の生活において、お子さまが自分のペースで頑張ってお手伝いをすることが少なくなっていると言うのです。

確かに忙しい時は、お手伝いをしてもらうよりも、大人がパパッとして終えた方が早い時もあるでしょう。しかし、「お手伝い」をすることはお子さまにとって、とても大切なことです。それは、お手伝いをすることで家族の一員になれるからです。

また、自分のやったことが、自分以外の人「他者」のためになることで、「自己効力感」につながります。お手伝いをした後、大切な誰かから「ありがとう」と言われれば気持ち良くなり、自信にもつながるでしょう。お子さまができるレベルの最適な「お手伝い」を見つけてほしいです。

対象年齢:2歳半~7、8歳  税込1,512円 23.6 x 23.4 x 1.2cm 出版社:金の星社

いろいろのほん【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「色」を題材にしたシンプル絵本です。

いろいろな色が登場し、視覚的にとても楽しみやすい内容になっています。

白いキャンバスに、赤や青、黄、など色たちが、とてもカラフルです。お子さまだけでなく、大人にとっても目を引きやすいものでしょう。
お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「色」とは、どんなものがあるのか知るきっかけとなる。
 ・感性やインスピレーションを刺激する、芸術的なものに触れる体験になる。

「色」に触れられるところも良いところですが、「絵を描く」ことにおいても大切な内容です。お子さまの中には、「さぁ、絵を描いて」「好きな色を使ってごらん」と、絵を描くことを促されても、どんな絵を描いて良いのか、どんな色を選んだら良いのかが分からず、絵を描くことになかなか積極的になれないお子さまもおられます。

例えば、絵を描く前に、この絵本を読んで、「こんなにたくさんの色があるんだ!」「この色はきれいな色だな!」「この色なんだか好きだな!」と感じられるようにすることが、取り掛かることができるきっかけとなるでしょう。一見、シンプルな絵本でも、お子さまにとってさまざまな意味があったり、いろいろなことのきっかけになる大切な絵本です。

対象年齢:1、2歳~4歳 税込1,404円 22.6 x 22.2 x 1.6cm 出版社:ポプラ社

がっこうだってどきどきしてる【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「学校」を題材にしたちょっと不思議な絵本です。この絵本の主人公は、できたての「がっこう」。

自分が学校であるということも、最初はよくわからない「がっこう」は、たくさんの子どもを受け入れることにとても不安そうにします。

そんな気持ちが、文章や絵、ストーリーから生き生きと伝わってくるところがこの本のおもしろさです。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「学校」がどんなところか考える、準備になる。
 ・自分視点ではなく、他者視点で考える練習となるような、面白い、大切な内容。
 ・「わからない」不安が多い中で、「安心して」学校での生活を考える機会になる。

「学校」というものをきっかけになるところも良いポイントですが、「他者視点で考える」こともとても大切なポイントです。

乳幼児の時期は、ほとんどのお子さまは自分の視点を強く持っていろいろなことを学ぶ時期です。

しかし、お友達との関係が大切になる時期になると、相手の視点に立って考えることが求められることも出てきます。そのため、自分の視点から他者の視点へと切り替えて考えるような、この絵本は大切な役割を持つのです。

対象年齢:4歳~7歳 税込1,512円 25.7 x 18.2 x 2cm 出版社:WAVE出版

えをかく【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「絵を描く」ことを題材にした絵本。絵を描くことは、お子さまの発達に欠かせないとても大切なことです。

お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「絵を描く」ことを学び、獲得するための、ひとつのきっかけとなる。
 ・お母さんやお父さんと、絵を描くという大切なことを、一緒に考える機会となる。
 ・絵本の絵や内容を通して、絵を描くイメージの題材を獲得することになる。

この絵本は、一枚一枚ページを開いて、見開きいっぱいのページを左から右へとじっくりとゆっくりと読み込める、味わいのあるものです。

大切な「絵を描く」体験を、クレヨンや鉛筆を持ってただ描くだけでなく、絵本を通して知ったり、そこからいろいろイメージを膨らませたりして、いろんな角度から経験することが良いでしょう。また、絵を描くことは「表現する」ことでもあります。お子さまの表現は、受け止めてくれる相手がいることで成り立ちます。

絵本を読みことも、絵を描くことも、幼い時期は大人と一緒に、できれば兄弟やお友達と一緒に楽しむことがポイントです。

対象年齢:5歳~7歳 税込1,404円 26.2 x 21 x 1.2cm 出版社:主婦の友社

ハロウィンってなぁに?【絵本の紹介】[絵本の紹介]

ハロウィーンを題材にした絵本。この頃、ハロウィーンは季節の行事として大きなものになっています。

この本は、題名の通り、「ハロウィーン」ってどんなものなのか、あの「かぼちゃのランタン」はどんな風に作るのか、面白い絵本です。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・ハロウィーンという行事を通して、「季節」にまつわる出来事を学ぶ機会になる。
 ・「どうしてそうするのか」「なぜそうなっているのか」といった、物事の理由や原因を考える機会の一つになる。

この絵本は、読みごたえのある内容になっています。お家でお母さんやお父さんと一緒にゆっくりと時間をとって読むとよいでしょう。

また、季節における行事は、ひとつひとつとても大切なものです。乳幼児期という早い時期から、季節に応じた行事を大切にすることで、季節感を持つことができるようになります。

この機会に、この絵本の読み聞かせを通して、知識を増やし、理解を深めると良いでしょう。

対象年齢:3歳~7歳  税込1,404円  26.2 x 21 x 1.2cm  出御暗射:主婦の友社

ぼくだけのこと【絵本の紹介】[絵本の紹介]

有名な森絵都さんのお話を題材にした絵本。

題名の「ぼくだけのこと」とあるように、「自分」という人間の「個性」を考えるきっかけになります。お子さまにとって良い所はこんなところです。 ・「自分らしさ」を考えるきっかけとなる。

 ・自分だけでなく、他者を理解することの一助となりやすい。
 ・集団の中で生きるのを考えることにつながる。「自分らしさ」を考えることは、他の人と比べて自分を考えることや、人よりも「良くできた」「ダメだった」と考えることが多い、普段の生活の中ではとても大切なことです。

何かつらいことや悲しいことがあったときにも、「自分らしさ」を知っていることは支えになります。

また、他者に思いやりをもって接することにもつながります。

乳幼児期だけでなく、小学校や中学校にあがったときにも、人間関係において大きな力となるでしょう。

対象年齢:1歳6ヶ月~3歳  税込1,512円  24.2 x 23.2 x 0.8 cm  出版社:偕成社

かおかおどんなかお【絵本の紹介】[絵本の紹介]

顔の表情を題材にした有名な絵本です。たくさんの種類の表情をわかりやすく、順番に展開しています。

この絵本は、ストーリーはない、シンプルな絵本です。読み聞かせの時には、「このお顔は、どんな時のお顔かな?」「このお顔は、誰にそっくり?」といったように、絵本をきっかけに会話を楽しめると、おもしろい絵本の一つになるでしょう。お子さまにとって良い所はこんなところです。
 ・発達のうえで大切な「表情の理解」を題材にしている大切な内容。
 ・丸や四角といったシンプルな形、赤や青などわかりやすい色を使っていて惹きこまれやすい。

お子さまの発達では、人の表情の理解は、他者とのコミュニケーションの基礎となる大切な力です。

特に、乳児は、目や鼻、口がそろった「顔」を見ることを好む傾向があるため、早い段階からこのように大切な絵本を体験することが大切です。

対象年齢:0歳~2歳  税込864円  20.8 x 19 x 0.8cm  出版社:こぐま社

はたらくくるまのずかん【絵本の紹介】[絵本の紹介]

働く車がたくさん紹介されている図鑑形式の絵本です。
図鑑ではありますが、「写真」は一枚も使われておらず、温かみのある、非常に細かい魅力のある「絵」が特徴的です。お子さまにとって良い所はこんなところです。
「車」が好きなお子さまにとってとても楽しみやすい内容となっている。

 ・絵本を通して「知識」を豊かにすることができるでしょう。
 ・「絵」という温かみのある表現でありながら「写真」のように緻密に描かれていたり、車たちが見やすい大きさに描かれているため、視覚的に惹かれやすい。

ストーリー形式の絵本とはまた違った良いところを持っています。

「知識」は、発達していく上で大切なものです。写真を使った図鑑が多くある中で、それにも負けないほどの「絵」を通して、学びを深められる、素晴らしい、貴重な絵本です。

対象年齢:1歳6ヶ月~3歳税込950円21.2 x 20 x 0.8 cm出版社:白泉社