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「脳に酸素」は生命維持に必要不可欠【保健】[line]

生命にかかわる事故や、急病の現場において最も大切な事は、脳への酸素供給を維持し、低酸素で脳組織の破壊をくい止める事です。中枢神経の集まりである脳は、生命維持に不可欠であるとともに、酸素の欠乏に大変弱く、いったん破壊された組織は再生出来ません。脳に酸素が行かなくなると、3分以内に脳の機能が停止し、その後細胞破壊がおこります。

意識がなくなり、さらに進行すると脳死状態となります。酸素がなくなると、脳以外の臓器や器官に障害が起こります。脳は酸素消費量が全体の約1/4を占め、酸素を貯留する機能も持っていないので、最も顕著な障害が現れます。

したがって救急隊に引き継ぐまでの間、最低限やらなければいけない事が、脳への酸素供給を維持する事です。

ここで、CPR(心肺蘇生)が重要になります。CPR(心肺蘇生)とは、呼吸がない、または正常ではないと確認したら、心臓マッサージの為の、胸骨圧迫と人口呼吸の事です。

①胸の真ん中(胸骨の下半分)を圧迫30回 
  ※胸の厚さの1/3の深さに、100~120回/分のテンポ 
  ・乳児(1歳未満)には指2本をおいて胸骨圧迫 
  ・小児(1歳以上~思春期)は片手または両手の付け根をあて、胸骨圧迫 
  ・成人は両手の付け根をあて、胸骨圧迫

②気道を確保し人工呼吸を2回 
③その後、救急隊へ引き継ぐまで繰り返す大切なお子さまを守る為に、知識として、身につけておきたいですね。

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