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小児遠視【医療】[line]

10月10日は目の愛護デーです。近年、子どもの視力低下の割合が年々増加傾向にあります。しかし、子どもの視力異常を発見する機会が少ない事から、小学校の就学前検診や就学後に弱視(近視や遠視等)と診断される事が多くあり、気づいた時は手遅れになる事もあります。「近視」は近くに焦点が合うため、遠くは見えにくいですが、近くは見えています。それに対して小児の「遠視」は遠くにも近くにも焦点が合うところがなく、遠くも近くもはっきりと見えず、近くに来れば来るほど見えにくくなるという状態です。生まれた時からその状態でそれが普通であるために、視力が出ていなくても自分から見えにくいと訴える事はあまりなく、発見が遅れるのです。はっきりものが見えない状態のままでいると、物を見る力が育ちにくくなります。物を見る力は8歳くらいまでの間に決まりますので、そこまでの間にはっきりと物を見られる状態を作ってあげないと、その後はいくら眼鏡を強くしても視力が出ない、つまり「弱視」となってしまいます。「遠視」の場合、少なくとも視力がきちんと育ち、弱視となる可能性が少なくなるまでは眼鏡をかけておく必要があります。その後は、遠視の程度によっては眼鏡が不要になる事もあります。「遠視」の早期発見のためには、子どもの日常生活の様子をよく観察する事が重要です。

・眼が疲れやすい
・落ち着きがない
・飽きっぽい 
・時々見えにくそうにする
・内斜視(寄り目)になる

などの症状が見られたら、早めに眼科を受診し、早く治療ができる事が大切です。

“大五京”では、全施設の年長組は眼科検診、年少組より視力検査や色覚検査を行い、小児遠視、弱視の発見に努めています。

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