ト ピ ッ ク ス

おめんです【絵本の紹介】[絵本の紹介]

題名や表紙からどんな絵本か、すぐ分かるユニークな絵本です。

この絵本は、「しかけ絵本」です。読むだけでなく、絵本のしかけを使って楽しむことができる面白いものです。読み聞かせてもらうことで聴覚を働かせますが、絵本を見ることで視覚を働かせ、自分から絵本に手を伸ばし、触りながら取り組むことで、「体験」を通して楽しむことができます。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・お子さまがとても楽しみやすい仕掛けになっている。
 ・ただ読まれるのを聴くだけでなく、自分で絵本に触れて楽しむことができる。

つまり、「能動的な体験」を通して楽しむことができる。

 この絵本は、とてもわかりやすい、かわいい絵で描かれています。この絵の作者は、「いしかわこうじ」さんです。

いしかわさんの絵本は、今回の「おめんです」以外にも、「はたらくのりものえほん」や「たまごのえほん」、「おはようのえほん」など、ユニークな絵本があります。どの絵本も、幼いお子さま、特に乳児期のお子さまが楽しめるものであるため、とても大切な役割を持っています。

また、誰が見ても、「それ」とわかる、理解しやすい絵というのも、大切なポイントです。

みんなと同じものに注意を向けて、同じように捉えることの練習になるからです。これを機に、お子さまと一緒に手にとって、絵本を楽しんでください。

対象年齢:1、2歳~4歳 税込1,188円 20.4 x 20.2 x 1.4cm 出版社:偕成社

はちみつは赤ちゃんに危険です について【食育】[食育]

はちみつは、栄養価が高く、身体に良い食材であると思われますが、1歳児未満の赤ちゃんにとっては、非常に危険な食材であるとご存知でしょうか?
以前、はちみつを混ぜたジュースを飲んだ1歳未満の赤ちゃんが乳児ボツリヌス症を発症して死亡した事例がありました。

大人が食べても特に問題のないはちみつですが、なぜ赤ちゃんは危険なのでしょうか?

それは、腸内環境や免疫力が違うからです。赤ちゃんは免疫力が弱く、腸内環境が整っていないので、お腹の中でボツリヌス菌が繁殖してしまうのです。

1歳以上になれば、腸内環境が整ってきて身体が、はちみつのボツリヌス菌に勝てるようになりますので、食べても大丈夫!ですが、「1歳未満でも加熱したら大丈夫なのでは?」と思っている方もいると思います。

確かに食中毒を防ぐには加熱する事が大事ですが、ボツリヌス菌は通常の加熱では死滅しません。

100℃ではどんなに長時間加熱してもダメ!ボツリヌス菌を死滅させるには、120℃で4分以上の加熱が必要であり家庭での調理では死滅出来ません。ですから、加熱するから調味料として離乳食にいれる!という事も、決してしてはいけません!加工食品の成分表にも要注意!はちみつは、健康効果がたくさんある食材ですが、大切な赤ちゃんの命を守るためにも、必ず1歳を過ぎてから摂取して下さい!!

あかちゃんごたどり【絵本の紹介】[絵本の紹介]

お昼のテレビでも紹介された最近話題の絵本です。赤ちゃんが言いやすいオノマトペを選んで、絵本の中で登場しています。
つまり、この絵本を赤ちゃんに読み聞かせるだけで、赤ちゃん言葉で語りかけることができるのです!お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・赤ちゃん言葉による語りかけで、言語発達に良い影響を与えられる。
 ・読み手の大人は、より良い言葉をセレクトすることにつながる。
 ・聴くだけでなく、絵本を触れることで興味を持てる内容になっている。

お子さまの言葉の発達には、そのお子さまの発達水準にあった言葉がけや、言葉の簡単なキャッチボールが大切です。

しかし、幼い年齢、特に乳児期において、どのような言葉がけが良いのかはなかなか判断が難しいでしょう。

そんなときは、このような絵本が助けてくれます。また、この絵本のすごいところは、「赤ちゃん言葉」だけではありません。絵本を手に取って触るとわかるでしょう…。指先で触れてみると、所どころザラザラとしています。読み聞かせてもらうときに、赤ちゃんがこの絵本に触れることで、聴覚や視覚だけでなく、触覚にも適度に刺激を受けながら注意を向けることができることがわかるでしょう。

さまざまな感覚を通して、集中して物事を考えることができ、そのような良い体験の積み重ねが発達を促すことにつながります。

対象年齢:0歳~2歳 税込1,382円 17 x 17 x 1.8 cm 出版社:主婦の友社

体幹について【運動】[運動]

 近年、体幹という言葉を聞く事が増えてきました。体幹は、大人だけでなく、子どもにも赤ちゃんにとっても大事なものです。

なぜなら、体幹は、心と身体とをつかさどっているからです。
体幹が整うという事は、「身体」「脳」「心」のすべてがスムーズに快適に動く事です。

1歳までに体幹は整える事が出来るためには、、、 

①手と足が安定している丸い抱っこ(Cカーブと言われる抱っこで写真画像有) 
②順を追った発育(※)とハイハイ    が大切と言われています。

もし、この2つをせずに育っていたとしても、リカバリーする方法はたくさんあります。
今後は、体幹を整える方法を少しずつご紹介していきますね。

『ゴールデンエイジ』と呼ばれる9~12歳までに出来るだけ多様に身体を動かす経験を積み、しっかりした体幹を持つお子様にしてあげたいですね。

※順を追った発育とは、仰向け→寝返り→うつ伏せ→ずりバイ→ハイハイ→お座り(ハイハイとお座りはどっちが先でも大丈夫)→つかまり立ち→立つという順番

※Cカーブの画像あり

おてつだいの絵本【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「お手伝い」を題材にした絵本です。

一言でお手伝いと言っても、さまざまなものがあります。そんないろいろなお手伝いを、図鑑のように一つ一つ丁寧に紹介しています。

お子さまは、普段どんなお手伝いをしていますか? 普段からしているお手伝いを見つけられるかもしれません。思いつかなかったお手伝いを発見できるかもしれませんね。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「お手伝い」をするきっかけになる。
 ・やりたいお手伝いが見つかるかもしれない。

 子どもの教育を専門とする先生方の中には、「最近の子どもは、家の中での『失業率』が上がっている」と話す方もおられます。忙しなく過ごすことが多い現代の生活において、お子さまが自分のペースで頑張ってお手伝いをすることが少なくなっていると言うのです。

確かに忙しい時は、お手伝いをしてもらうよりも、大人がパパッとして終えた方が早い時もあるでしょう。しかし、「お手伝い」をすることはお子さまにとって、とても大切なことです。それは、お手伝いをすることで家族の一員になれるからです。

また、自分のやったことが、自分以外の人「他者」のためになることで、「自己効力感」につながります。お手伝いをした後、大切な誰かから「ありがとう」と言われれば気持ち良くなり、自信にもつながるでしょう。お子さまができるレベルの最適な「お手伝い」を見つけてほしいです。

対象年齢:2歳半~7、8歳  税込1,512円 23.6 x 23.4 x 1.2cm 出版社:金の星社

遊びで子どもの思考力を高める【保育】[保育]

以前、「語彙力が増えると知性が伸びる」のテーマで、しりとり遊びで子どもの語彙力を高める事ができるとご紹介しました。
「しりとり」を通して知らなかった言葉を知ったり、普段使わない言葉に触れることによって、語彙を増やすきっかけになります。

しかし、しりとり遊びで養われるのは、語彙力だけでなく、「拡散的思考力」も養う事が出来ます。拡散的思考力」とは、例えば「あがつく言葉、何がある?」と言われたときに、1つの事柄(条件や情報など)からいろいろな事を思いつく力の事をいいます。

しりとりをしていて、条件に合った言葉を思いつくにはたくさんの言葉を知っていないとだめですが、条件に合った言葉を思い浮かべるにはトレーニングが必要です。その考える力を養うのが、「しりとり遊び」なのです。しりとりがスムーズに出来るようになってきたら、少しレベルアップして、「しりとり」とは逆の「あたまとり遊び」も良いですよ。

例えば、ごりら→りんご→くすり→ますく のように、頭の文字を次の言葉の語尾につけるのですが、「あで始まる言葉」を見つけるよりも、「あで終わる言葉」をみつけるのは、かなり難しくなります。

一緒に遊ぶ大人も、ちょっと考えないといけません。ルールを理解すれば、日常のちょっとした合間にも、子ども達の思考力を養う遊びができますよ。

※しりとり遊びの画像有

いろいろのほん【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「色」を題材にしたシンプル絵本です。

いろいろな色が登場し、視覚的にとても楽しみやすい内容になっています。

白いキャンバスに、赤や青、黄、など色たちが、とてもカラフルです。お子さまだけでなく、大人にとっても目を引きやすいものでしょう。
お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「色」とは、どんなものがあるのか知るきっかけとなる。
 ・感性やインスピレーションを刺激する、芸術的なものに触れる体験になる。

「色」に触れられるところも良いところですが、「絵を描く」ことにおいても大切な内容です。お子さまの中には、「さぁ、絵を描いて」「好きな色を使ってごらん」と、絵を描くことを促されても、どんな絵を描いて良いのか、どんな色を選んだら良いのかが分からず、絵を描くことになかなか積極的になれないお子さまもおられます。

例えば、絵を描く前に、この絵本を読んで、「こんなにたくさんの色があるんだ!」「この色はきれいな色だな!」「この色なんだか好きだな!」と感じられるようにすることが、取り掛かることができるきっかけとなるでしょう。一見、シンプルな絵本でも、お子さまにとってさまざまな意味があったり、いろいろなことのきっかけになる大切な絵本です。

対象年齢:1、2歳~4歳 税込1,404円 22.6 x 22.2 x 1.6cm 出版社:ポプラ社

語彙力が増えると知性が伸びる【保育】[保育]

最近聞こえてくる会話の中には、「マジで」「ヤバい」など便利な言葉が多くなっていますね。これらの単語は、時としてネガティブにもポジティブにも使える便利な言葉です。しかし、これらの言葉に頼り過ぎていると語彙力(ボキャブラリー)は、どんどん下がっていってしまいます。語彙力を増やすことは、会話の表現や説明力に直結し、知性を伸ばすことにつながります。子ども達の語彙力を高めるためにも、まず小さい頃から、理解しやすい言葉、発しやすい言葉をはっきりと口を動かして話しかけてあげましょう。

例えば、当法人では0歳児から「英語を聴き取る能力」を育て、子ども達が正しい発音で英語が話せるように、ネイティブイングリッシュシャワーを毎日かけ続けています。人間は自分の聞き取る事の出来る言葉しか発音できないと言われているので、英語の音を聞いてこなかった私たちが英語の発音に大変苦労してしまうのです。日本語でも同じこと。3歳までにたくさんの音を聞かせる事で、日本語耳が育ち、様々な音を聞き分けられて使えるようになるのです。子ども達の語彙力アップにつながる効果的なものは絵本です。

赤ちゃんには擬音語など音の面白いものがお勧めです。「もこもこもこ」などの絵本は、「もこっ」「プクっ」「パーン」など様々な音が表現されています。また、年齢が上がってきたら、かるた遊びやしりとり遊びなどで楽しみながら語彙力を高める事が出来ます。子どもは遊びの中で学んでいくことが一番です。言葉遊びの中にダジャレがありますが、これも同音異義語を知ることが出来、例えば「カエルが帰る」「ねこがねころんだ」など、同じ音でもいろんな言葉がある事を教えてあげるのも良いですね。楽しく遊びながら、子ども達とたくさん会話をしていくことが語彙力アップに効果的といえます。

がっこうだってどきどきしてる【絵本の紹介】[絵本の紹介]

「学校」を題材にしたちょっと不思議な絵本です。この絵本の主人公は、できたての「がっこう」。

自分が学校であるということも、最初はよくわからない「がっこう」は、たくさんの子どもを受け入れることにとても不安そうにします。

そんな気持ちが、文章や絵、ストーリーから生き生きと伝わってくるところがこの本のおもしろさです。お子さまにとって良い所はこんなところです。

 ・「学校」がどんなところか考える、準備になる。
 ・自分視点ではなく、他者視点で考える練習となるような、面白い、大切な内容。
 ・「わからない」不安が多い中で、「安心して」学校での生活を考える機会になる。

「学校」というものをきっかけになるところも良いポイントですが、「他者視点で考える」こともとても大切なポイントです。

乳幼児の時期は、ほとんどのお子さまは自分の視点を強く持っていろいろなことを学ぶ時期です。

しかし、お友達との関係が大切になる時期になると、相手の視点に立って考えることが求められることも出てきます。そのため、自分の視点から他者の視点へと切り替えて考えるような、この絵本は大切な役割を持つのです。

対象年齢:4歳~7歳 税込1,512円 25.7 x 18.2 x 2cm 出版社:WAVE出版

気になる子どもの音痴【保育】[保育]

人が歌っているのを聞いて、違和感があったり、音程がずれていたり、テンポが違うと感じる事がありますね。

また、「音痴で人前で歌うのが恥ずかしい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?同じような事が子どもの歌う様子からも見られることがあります。

一言で「音痴」といっても、傾向は様々です。まずリズムが合わせられないリズム音痴、伴奏からずれて歌が遅れていくテンポ音痴、音程そのものが外れてしまう音程音痴です。音痴になる原因には、聴覚性のものと運動性のものがあります。

聴覚性とは、聴いた音を正しく捉えられていない為に正しい音程で歌えません。運動性とは、正しい音程で歌っているつもりでも正しい発声が出来ていないというものです。

子どもの場合、未発達なところもありますが、聴覚性と考えられる場合、聞き取り能力に原因があるため、まずは聴力に問題ないかを検査するなどし、医療的な対応が必要となります。運動性のものは、普段から音楽に触れる機会を設ける事が大切です。

リズム音痴の場合、歌と一緒に踊ったり、手拍子をする事で身体にリズムを刻む事ができます。少しでも出来たらほめる事、またリラックスできる環境を作ってあげることが大事です。また、音程が取れない子には正しく発声する事が効果的といわれています。

「ブーブー・メ―メ―・わんわん」などの擬声語や「ザーザー・ゴロゴロ」などの擬音語を口の開け方に注意して声を出していくとよいです。当法人では、専門の講師による歌唱指導を幼児クラスから行っています。

子どもの年齢に合った音程の曲を選曲し、発声の仕方や歌詞のイメージを理解して表現豊かに歌っています。

小さなころから、本物の音楽に触れ、音を聴き取る能力を高め、きちんと発語することによって、きれいな歌声になるように取り組んでいます。